やる気満々でジムに通い始めたのに、続かなければ何の意味もありません。
仕事で疲れ、家事で疲れ、週3回だったジム通いが週2回、1回と減って、気が付けば前に行ったのはいつだったっけ?みたいな経験ありませんか。
1週間、2週間とあいだを開けるとジムへ行くのが面倒くさくなり、ついには辞めてしまいます。
そこで、私の経験も含め、ジム通いを長続きさせる、誰でもできる簡単な4つのコツを紹介します。
このサイトは14年間スポーツジムのスタッフとして勤務していた私が、今までの経験と知識を活かして
「これから筋トレをはじめたいけど何からはじめればいい?」「筋トレでダイエットできるの?」と思ってる、筋トレ初心者さんに向けた本音で書いたサイトです。
難しい解説は抜きで無理をしないで誰にでもできるトレーニング方法や豆知識を紹介しています。
ジムを選ぶのに通いやすいのは必須条件。
職場と自宅の間だったり自宅の近所がベスト。
お金も払え続けられそうだし、雰囲気もそんなに悪くなく、長く続けられると安心したのに、遠くて行くのが面倒くさいと感じ始めたら要注意です。
私の経験からして、自宅からクルマあるいは自転車を使って移動するとしても10分以内が面倒くさいと感じない距離です。
20分も30分もかかる距離だと休日にわざわざ出かけるのが面倒になります。
職場と自宅の間なら仕事帰りにジムに寄ったり、休日は「行くぞ!」と気合を入れなくても、10分以内の距離なら気軽にジムへ行けます。
私もクルマで25分くらいのジムへ通っていた事があります。
当時、休日に出かけるときに気持ちのどこかで「面倒くさいな・・・」と思いながら通っていました。
平日は仕事帰りのついでだったので苦にはなりませんでしたが、休日にわざわざ25分もかけて行くのは、正直面倒くさかったです。
先にも書きましたがジムは近くにあったほうがいいに決まってます。
自分の生活パターンに合うジムなら長続きします。
総合スポーツジム、24時間ジム、コンビニジムは、入会したお店だけでなく、系列店だったら全店舗利用できる仕組みがあります。
平日は勤務先の近く、休日は自宅の近くと使い分ければ、継続するのも苦にはならないでしょう。
私は今、自宅からクルマで5分の距離にある24時間ジムに通ってます。
しかも、スーパーの駐車場の隣にあるので、とても便利です。
週末に時々行く大きなショッピングモールの近くにも同じ系列のジムがあり、会員なら全店舗使えます。
家族が買い物をしている間に、自分は軽く筋トレをしながら時間をつぶすことができるので長続きできる要因にもなっています。
今、話題のコンビニジム(ちょこざっぷ)のように店舗数が多ければ、自分の都合や状況にあわせて気軽に好きな時に利用できるので毎日だって行く気になります。
筋肉を付けるにしてもダイエットにしても、1週間や2週間くらいでは変化は起きません。
3カ月も続ければ変化が見えてきますが、それまでに多くの人が挫折してしまいます。
頑張って、最初の3カ月を乗り切っても、また変化が出ない「停滞期」を迎え、1年以内で辞めてしまう人が出てきます。
目標が達成できないと落胆する前に、1週間前には上げれなかったウエイトが上げられた。
最初は5分も走れなかったのに、今では30分も続けて走れるようになった。
と言うように、上達する喜びを実感すればジム通いを続けることができます。
私もお腹が出てきたころ「このままではヤバイ」と思いジムに通い始めましたが、何年もかかって付いたお腹の脂肪は、1週間や2週間では無くなってはくれません。
しかし、週3回、1ヵ月通い続けていると、走れなかった自分が走れるようになったり、家族から「カラダが締まってきたね」と言われたときは、思わずガッツポーズをとっていました。
トレーニングを一人で黙々とやっていると飽きてしまったり、休んでも誰からも責められるわけでもないので、ついサボってしまう日もあるでしょう。
そこでジム仲間を作ることをおすすめします。
総合スポーツジムならスタジオプログラムなどに参加して、意気投合する仲間を作るといいでしょう。
スタジオプログラムのようなものがないジムなら、いつも見る常連さんを、いい意味でのライバルと意識してトレーニングをしてみるといいでしょう。
自分より高齢の人がトレーニングをしていれば「年齢を言い訳にしてサボれないな」と頑張れるものです。
私も同年代か、それよりも上の人には負けたくないと思い、モチベーションを上げていたことがあります。
ただし、ここで注意することがあります。
足を引っ張る仲間は作らないこと!
ジムでよく見かける光景です。
ジムへ行きだして新しくできた仲間とおしゃべりばかりしている人を見かけますが、これではジムへ来た意味がありません。
せっかくできた仲間との交友を深めたい気持ちは分かりますが、ほどほどにしましょう。
これもよく見る光景ですが、気を遣って仲間より重いウエイトを上げずに自分の力をセーブしている人を見かけます。
また、マシンも人によって得意なマシン、不得意なマシンがあります。
自分がやりたくても、仲間がやらないので、自分も避けてしまうようではジムに来た意味がありません。
ジムで仲間を作るのはいいことですが、メリット・デメリットもあるので気をつけましょう。
「仲間を作るのにもデメリットもあるのか」と考えてしまうようでしたらジムのスタッフと二言三言、話せる程度に仲良くなれるといいでしょう。
ニコッとして挨拶を交わす程度でもトレーニングをやる気にもなります。
私もジムを1回休んだときに「あれ?〇曜日は休みでしたね」と声をかけられ「気にしてくれてたんだ」と嬉しく思ってモチベーションアップになりました。
入会する前は「夏までに5キロ痩せてみんなを驚かせたい」とやる気満々の女性「3ヵ月以内にマッチョになって家族を驚かせたい」とガンバルお父さん、「ラガーマン並みの筋肉をアピールして女性にモテたい」と筋トレとプロテインを飲みまくる男性。
人はそれぞれ目的は違いますが、高いお金を払ってまでジムへ通う理由を考え、自分を納得させ入会します。
ところが、スポーツジムのデータではジムに入会して半年で全体の約70%、1年後には全体の90%が辞めていくそうです。
やる気満々でトレーニングを決意したのに、どうして挫折してしまうのでしょうか?
トレーニングを決意する理由は人それぞれですが、挫折する理由で一番多いのが「思ったほど結果が出ない」という理由からです。
結果にコミットしようとTVのCMで有名な人気のパーソナルジムに申し込もうとすると白目になるぐらい高い。
試しに価格を見てください。
パーソナルジムでは専属のトレーナーが、それこそ付きっ切りでトレーニングをしてくれ、食事の管理までアドバイスをしてくれます。
言われたとおりに実践すれば結果が出るのは当たり前です。
しかし、一人でトレーニングをしていると、間違った姿勢でトレーニングをしていたり、食事の管理ができていなかったりで結果が出るのが遅いのは当然の話です。
では、どうすればいいでしょうか?
お金があればパーソナルジムに通うのが早いですが「なるべくお金を使いたくない、コストを抑えたい」と思ったら、専門書を読むなり、YouTubeなどのSNSを利用する方法もあります。
「週、〇回以上は行かないと」「1回1時間以上はトレーニングをしないと」みたいな高い目標を作ってしまうと、それがプレッシャーになり、だんだん行くのがストレスになってしまいます。
ある程度は自分に目標達成のための課題を課すのも大事ですが、それがプレッシャーになってトレーニングを休んでは本末転倒です。
気分が乗らない日はトレーニングの時間を短くしてみたり、軽いウエイトでカラダを休ませるみたいな「ゆる~い運動」をしてみたらいいでしょう。
「気分転換」のつもりでジムにいってみるのもアリです!
私も今日は疲れてトレーニングをする気分じゃないと思った日でも、とりあえずジムに行ってカラダを動かしたりしています。
そうしていると気分が乗ってきて、気が付いたらいつものメニューをこなしてる時があります。
私なりにジム通いを挫折しないで続ける方法を紹介しました。
モチベーションを維持して通い続けるのは、ハッキリ言って難しい部分もあるかもしれません。
しかし、自分はなぜトレーニングをやる気になったのかを決して忘れないことが大事です。
週3回以上行くのが目的ではありません。
1回1時間以上トレーニングするのが目的ではありません。
目的はジム通いを続けた後の筋肉のついたカラダ、ダイエットに成功したカラダを手に入れる為です。
これを忘れないでください。